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台車工場へ配属後、機械部門と溶接部門をどちらも回ってから機械部門を志望。そこで機械加工班と加工後の仕上班それぞれで研修を受け、仕上班へ正式配属。以来、仕上げ一筋で技術を磨き続けている。
01
高校時代には想像もつかなった仕事に出会えた
鉄鋼系の仕事をしていた父の姿にあこがれて、ものづくりの世界を志しました。その中でも、電車という多くの方が利用される公共の交通機関に携われることに魅力を感じ、近畿車輌に入社しました。身近にあって、いつも当たり前のように利用している電車。その製造に高校を卒業してすぐに携われるなんてすごいなと思ったんです。自分の仕事が社会貢献につながっているというのを強く感じられる会社です。「どんな仕事をしてるの?」「何をつくってるの?」と聞かれた時に、電車と答えられることを誇らしく思います。自分が電車を利用する時にも、車内に「近畿車輌」の銘板を見つけると、「これうちが製造したんやで」と言いたくなるくらい嬉しいものですね。
02
見えない部分をしっかり支える、それが台車の魅力
台車のフレームの機械加工の仕上げや、台車の部品や車体の部品の仕上げ、溶接、手直しなど、多種多様な作業を担当しています。台車は、電車が駅に着いたらホームで隠れてしまってあまり見ることのない部分だけれど、電車が移動できるのは車輪を含むこの台車があるから。縁の下の力持ちというか、見えない部分をしっかり支えるという点に、僕は魅力を感じています。納品先の鉄道会社さんによって、仕様や要望は様々です。それぞれに合わせて、違う部品や技術が必要になり、工程にも違いが出てきます。海外向けになると、ブレーキも、車体を支える空気バネも、その空気圧や試験の方法まで、何もかもが違ってきます。その度に、求められる技術も使用する道具も変わってきますが、自分が身に付けてきた技術や知識をぶつけてその課題をクリアしていくことに面白みを感じています。これが現場が大好きな理由ですね!
03
現場で、技術を磨き続けていきたい!
職場の好きなところは、機械工場なので、仕事に必要な治具や道具を機械部門の先輩に相談してその場でつくってもらえるところですね。自分で溶接して組むこともできますし。自分たちで、仕事をよりしやすくする工夫ができるのがすごくいいなと思います。国内・海外あわせて数多くの車種を扱うので仕事を覚えるまでは大変ですが、やっているうちにノウハウが蓄積されて、新しい課題に出会った時に積み重ねたものを使って解決できて、また次のノウハウが身について。レベルアップを実感できる場面がたくさんあります。これからも大好きな現場で、もっともっと力を発揮できるようになりたいと思います。
上司からのMESSAGE
O班長
機械加工後の加工面の仕上げ作業は非常に緻密な作業であるため、神経を尖らせての作業になるが、どのような作業でも行う姿勢が非常に真面目で丁寧であり、信頼して任せることができる。急な作業や出張にも協力的であり、すごく助かっている。また、何事においても効率的な作業方法を考えながら取り組んでいる。これからの台車工場を担ってもらうべく、現状に満足せず、自身の技術向上及び後輩の指導に取り組んでもらいたい。また、今後は品質・工程・工数管理を学んでもらい、監督者としても力を発揮してもらいたい。
2005年 新卒入社
T.S.さん
2007年 新卒入社
T.A.さん
2015年 新卒入社
K.N.さん
2020年 新卒入社
T.H.さん
N.I.さん